【今週の経理のツボ】

今回の経理のツボは、人材活用のマネジメントについて、2回にわけて

考えてみたいと思います。
★アルバイトの活用と戦力化留意点

せっかく仕事を教えたアルバイトが短期間で辞めてしまっては、

募集費や教育コストがかさむばかりか、戦力としての活用も望めません。

アルバイトに長期的に働いてもらうにはどのような工夫が必要でしょうか。

アルバイトがすぐに辞めないように、人を育てるという観点で権限委譲

を行うことや、職場でのコミュニケーションの工夫が大切です。アルバイト

がやりがいを持てる職場づくりが、離職率の低下につながります。

特に小売業などにおいては、従業員に占めるアルバイトの割合が高く、

お店にとってアルバイトは、売上を大きく左右する非常に大きな戦力と

言えます。アルバイトの能力を高めて、どのように活用するかがお店の業績

に大きく影響してきます。経営者は「人材を育てる」という観点でさまざま

な工夫や、教育をするノウハウが必要となります。
?権限委譲

アルバイトが離職する理由はいくつかあると思いますが、一つは担当業務が

単純作業でやりがいを感じないということがあります。アルバイトが仕事に

対するやりがいを見出せれば、あまり辞めたいと思わないでしょう。

社員同様にアルバイトに対しても、権限と責任を与えて、担当業務の範囲を

広げることで、やりがいを感じる場合が多くなると言えます。

たとえば、担当業務の充実には、レジ打ちや商品出しなどの単純作業ばかり

でなく、担当のフロアを与えて商品の発注や陳列なども任せるなど権限を付与し、

売上や利益への責任を与えることなどがあります。お店としても、フロアに

おける売れ筋や顧客のニーズを理解しているアルバイトを効率的に活用する

ことができます。このようにアルバイトに権限委譲することで、自ら売れ筋

商品の分析や、陳列の工夫をするようになるでしょう。アルバイトの特性など

を見極めて、権限委譲などの判断も検討してみてはいかがでしょうか。

?コミュニケーション

アルバイトが働きやすい職場にするには、お店のスタッフのコミュニケーション

が非常に重要になります。お店の責任者である店長はアルバイトに世間話でも

仕事の話でもよいので積極的に声をかけてあげる必要があります。アルバイトの

趣味などを把握して、話に乗ってくるようなアプローチが望ましいです。また、

職場における飲み会などで打ち解けたりしますので、ミーティングという形で

定期的に飲み会などを開催するのも理解しあえるきっかけになると思います。

?コーチング

経営者や店長は、コーチングの技術を身に付けてアルバイトと接すること

により、自ら考えて行動するようになるでしょう。管理者コーチング教育を行い、

コーチングの考えでコミュニケーションすることで業績を伸ばしている企業が

多く見受けられます。コーチングのテクニックにはいくつかありますが、

傾聴に関するテクニックをご紹介します。

・傾聴

コミュニケーションにおいて非常に大切なことは、相手の話を聴くことです。

ここでの「聴く」は、ただ話を聴いているのではなく、相手の立場になり、

きちんと聴くことです。作業をしながら聞いたりしては、相手も真剣に話す気に

はならないでしょう。作業中に話しかけられたら、作業をいったん止めて相手の

話を聴きましょう。傾聴はコーチング技術の基本になります。

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